本日もご訪問頂きありがとうございます。
国際資格を持つビューティアロマセラピスト
Like a ROSE 高橋美穂子です。
眠気覚ましの香りと言うと
ローズマリーやペパーミントを
思い浮かべる方が一般的ですが、
実は
グレープフルーツにも覚醒作用があることを
ご存知でしょうか?
いろいろな香りを被験者にかがせて
脳波を調べ、どの香りを嗅いだ時に
最も眠気が解消するかを調べると、
実際に眠気が吹き飛んだのは
グレープフルーツの香りだった
という結果もあるほど。
・
これは三上杏平先生の
「カラーグラフで読む精油の機能と効用」
が非常にわかりやすいので、
こちらから抜粋させて頂きますね。
まずはローズマリーの機能特性。
神経系の覚醒作用に秀でているのがわかります。
続いてグレープフルーツ。
ローズマリーと同レベルの覚醒作用があります。
このように表になっていると
理解しやすいですね。
・
「では、レモンの香りはどうなのだろう?」
と疑問を持たれた方もいらっしゃるかと思います。
実はレモンの香りは、鎮静作用をもたらすのです。
意外ですよね。
・
それから、とある看護師さんが
医療現場におけるアロマセラピーの可能性について
語られていた際、
「オレンジ精油は活性作用があるので
就寝時の香りとしてはお勧めできない」
というような表現をされていましたが、
実際はどうでしょうか?
オレンジスイートは鎮静作用をもたらす香りで
特に心がもやもやしていたり
心配事があって寝付けない夜には
そっと温かく心を包み込んで
心地よい睡眠へと導いてくれます。
・
上記でも明らかですが、
アロマセラピーをお勉強されている方や
いつも私のブログを読んで下さっている方は
「就寝時にお勧めできない」というお言葉に
首を傾げられたことと思います。
・
解剖学や病理学の専門家と
アロマセラピーの専門家は別分野。
・
私も精油の薬理作用をご紹介する上で
体のことをお伝えする際は
気をつけなければ・・・と身が引き締まりました。
・
ちなみに、ペパーミントはこのようになります。
覚醒と鎮静、どちらの作用もあるのです。
・
循環器系も同じく加温作用と冷却作用があり、
ボディトリートメントにおいては
塗布直後は冷却作用に働き、
暫くしてから加温作用に働きます。
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体の芯は冷やしたくないけど爽快感が欲しいという
夏場のオイルトリートメントにおすすめです。
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