香りで味見をする

本日もご訪問頂きありがとうございます。

国際資格を持つビューティアロマセラピスト

Like a ROSE 高橋美穂子です。

 

嗅覚は「動物的感覚」と言われており、

危険を察知する感覚の一つとして

発達していきました。

 

日常生活においても

焦げ臭い匂いがする(お鍋の火を消し忘れた!)

酸っぱい匂いがする(この食材、大丈夫かしら?)

など、様々ありますね。

 

では、食べ物の香りはどうでしょうか。

 

いつもご注文頂いた商品を

配送業者へ持ち込むのが17-18時なので、

この時間帯、いつも通る住宅街では

お夕食の香りがプンプン香ってきて

食欲をそそられるものです。

 

農学博士である川崎寛也先生のお言葉を拝借すると、

「香りの素である香気成分は、

動植物の細胞にある水や脂質に溶けていて

細胞が壊れた時に酵素によって生成したり、

加熱によって引き出されたり」

するそうです。

身近なところで言うと、

まだ青いバナナからはあまり香りはしませんが

熟し始めた途端、

お部屋中にバナナの甘い香りが広がりますよね。

お肉だって、火が通り始めてから

香ばしくて美味しい匂いに食欲がそそられます。

ご参考までに、

食品は多種の香気成分を含んでいるそうで

バナナは200種以上

珈琲は500種以上

牛肉は600種以上

といわれているそうです。

 

人間が味を認識する際、

味覚2割、嗅覚8割とも言われているのも

激しく納得いたします。

 

そして何を隠そう、わたくし、

スープの味を確認する時は、味見ではなく

「香りを嗅ぐ」ということをします。

 

塩気が足りないな、とか

もうちょっと胡椒が必要かな、とか

ほぼ完成なんだけど何かが足りない・・・

あ!、タイムを入れてみよう!

 

・・・と言う具合に、

香りを嗅ぐだけで大概の味が想像ついてしまいます。

 

これは私がアロマセラピストだから

職業病のようなものかしら、と

認識していましたが、

味覚と嗅覚の関係性を知ると

人間の感覚メカニズムからすると

普通のことなんだ、と感じました。

 

皆さまも是非、味見の前に

「香りを嗅ぐ」

やってみてください。面白いですよ。

 

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Like a ROSE はドイツ最大のオーガニックブランドPRIMAVERA(プリマヴェーラ)の正規取扱店です。

また、NEAL’S YARD(ニールズヤード)とのビジネスパートナーシップ契約により、化粧品を含むアロマ製品の正規取扱販売をはじめ認定スクールとしての講座運営や教育機関・企業での講演依頼も承っております。

(写真:伊勢丹新宿店)

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